過度な飲酒は逆効果になる恐れがある
飲酒をすると、脳内で、幸せホルモンであるドーパミンやセロトニンが分泌されます。その脳内物質が、ストレス解消に繋がります。ただ、飲酒を続けていくと、身体に耐性が付いてしまい、中々ストレス解消ができなくなります。そうすると、より強いストレス解消効果を求めて、飲酒量が増えてしまう恐れがあります。その結果、アルコール依存症に陥りかねません。アルコール依存症は、お酒を飲んでいないと、イライラしやすくなり、ストレスが溜まっていきます。元々はストレス解消のための飲酒であったにもかかわらず、逆にストレスが溜まりやすい状態になってしまう形です。そのようなことにならないために、ストレス解消のための飲酒は、過剰にならないよう注意が必要です。
飲酒はあくまでも軽めのストレス解消のために行う
飲酒をすると、セロトニンやドーパミンの働きによって、ストレス解消をすることは可能です。そのため、一時的で、すぐに解消できるストレスであれば、お酒の力を借りるのは良いでしょう。しかし、解消できるのはあくまでも、比較的軽いストレスに限定されます。いつまで経っても消えなかったり、次々と蓄積されたりするような、重大なストレスの解消法としては、飲酒はおすすめできません。大きなストレスを解消しようとすると、より大量のお酒が必要になります。その結果、アルコール依存症になってしまう可能性が高いです。したがって、軽い飲酒で解消できないストレスは、より多くのお酒で解消しようとするのではなく、別の解消方法を探しましょう。